当社のチーフ・マーケット・アナリスト、ティム・ウェイトラーは今週、オーストラリアのAusbizチャンネルに毎週レギュラー出演した。ティムは、司会のアンドリュー・ゲーガンと共に、RBA（オーストラリア準備銀行）の利上げ決定についてプレビューし、インフレ率が上昇していること、小売売上高や住宅価格も上昇傾向にあることを受けて、RBAが利上げに踏み切る可能性が高いとの見通しを示した。ティムは、オーストラリアの第3四半期CPI（消費者物価指数）が予想を上回ったのは、燃料費、住宅費、電気代が上昇したためだと指摘した。
続いて、中国のインフレ・データ（CPIとPPI）について議論した。ティムは、世界第2位の経済大国である中国のデフレ圧力が高まる兆候がないかどうか、投資家はこのデータを注意深く見守るだろう、とホストにコメントした。
次に、商品価格の最新の動きについて話をした。原油に関してティムは、サウジアラビアとロシアが年末まで減産を延長したことに触れたが、大きな問題は、供給量の変更が2024年まで続くかどうかである。アンドリューはティムに金価格についてどう思うかと尋ね、ティムはこれまでのところ、2k米ドルレベルが金価格の頑強な抵抗になっていると指摘した。ティムは、国庫利回りの水準がさらに後退すれば、貴金属が次に取引される場所に影響を与える可能性があると付け加えた。
Ausbizはオーストラリアのビジネス専門チャンネルで、業界をリードする多くの専門家による重要な洞察や分析を視聴者に提供することで定評がある。
ティムとKCM Trade'sアナリスト・チームが世界の金融メディアに登場するのをお楽しみに。
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